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ソウルの本気 高速道路をぶっ壊して、憩いの川を造る。

韓国視察シリーズ最終回は、チョンゲチョン(清渓川)です。

市内を通る高速道路を廃線にし、取り壊して、
写真のような川を造っています。

チョンゲチョン02


ここは大昔、本当に川のあった場所なのですが、
近代化で川は埋め立てられ、その上に高速道路が造られたそうです。
それを2006年頃、取り壊し、もう一度市民の憩いの場所にすべく、
人工の川が造られました。

夜はとてもムード満点、一定間隔でカップルが語り合ったり、
若者が散策したりしていました。

チョンゲチョン03


この長さは数キロメートル、地下鉄の駅にして4つくらいあるそうです。

壁面はいくつかのテーマでアートが書かれていたり、
木々が植えられたりしています。

チョンゲチョン04


自然を街に取り戻す、自然と共生する街、これもデザイン都市・ソウルの考え方のようです。

神戸も高層マンションやビルを建てて、海と山の風景が
見えなくなるようなことは止めて欲しいと本当に思います。

東京化して喜ぶ市民はいないと思うのは私だけでしょうか。

「街をデザインする」ということは、
景観も含め、後世に残すべき資産を明確にし、
守っていくこと、受け継いでいくことを
しっかり認識しないといけないですね。
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東大門デザインプラザ&パークは総工費4000億ウォン!

現在開催中のソウルデザインフェア2010は
オリンピックスタジアムを使用した展示イベントですが、
その展示物を移設して大々的な展開をするのが
建築中の東大門デザインプラザ&パーク(DDP)です。

ザハ


このプロジェクトが世界デザイン首都を獲得する
決め手になったようです。

なんと総工費4000億ウォン(約300億円)。

もちろん運営費は別です。
この建築デザインはスペインのデザイナー・ザハ氏。
今、韓国は世界最高のデザイナーたちを呼び寄せ、
多くのプロジェクトを推進しています。

すべての壁が、曲線で、かつナナメにデザインされて、
不思議な異空間を作り出していました。

完成は2013年。屋上庭園もあり、エコシステムも完備し、
これから日本の観光客は明洞ではなく、東大門に来るのでは?と
関係者は言っていました。

ザハ2



神戸と同様のデザイン都市にも今年認定されたソウルは
来年、デザイン都市をテーマにイベントを仕掛けてくるそうです。

ちょっと、この勢い、止められそうもありません。
既に薄型テレビの世界シェアはLG電子とサムソンで35%を占めています。
日本メーカー4社を足しても33%程度です。

クラフトマンとしての優秀さに加え、デザイン面でも
韓国のレベルが向上していくと、
一体この先、家電業界はどうなっていくのでしょうか。


ソウルデザインフェア2010

今回の視察のメインテーマである「ソウルデザンフェア2010」。
ソウルが「デザインで街づくりをする」と宣言してから、
2008年に世界デザイン首都に選定され、凄まじい推進力です。

デザインフェア1


ソウル市のデザイン関係予算は年間1000億ウォン(約80億円)、
そのうちデザイン財団の予算が年間200億ウォン(約16億円)、
その予算の中からデザインフェアに年間60億ウォン(約5億円)を
計上していると聞きました。

もう10年前くらいでしょうか?
韓国がエンタテインメント産業に力を入れると宣言して、
国内映画製作の50%を国が出資し、ハリウッド並みの映画を作りだしたのは。

シュリ、JSA、シルミド、猟奇的な彼女など、日本でも大ヒット映画を連発し、
あっという間に産業規模が大きくなっていきました。

その後、韓流ドラマが日本を席捲、韓国への観光旅行者数は拡大。
そして映画、ドラマの後は東方神起で男性アイドル市場を取り込み、
いまや少女時代、KARAで女性アイドル市場も持っていかれそうです。

そして今度はデザイン分野です。
その取り組み方は半端じゃなく、またしてもボヤボヤしていると
この分野でも日本は後塵を拝するのではないかと危機感を覚えました。

展示の構成は、日韓中の作品、伝統文化をどう現代化するかというソウルデザイン、
世界18カ国、36都市のデザインプレゼンテーション
(神戸市も一応デザイン都市としてプロモ映像がありましたが・・・)、
デザインマーケット、韓国企業の商品展示、子供の体験コーナー、各都市間の交流プログラムなどなど。

デザインフェア2


特に子供の入場者の多さとそのワークショップの多彩さには驚かされました。
この詳細は16日のタウンミーティングで報告したいと思っています。

「デザインを日本は文化施策でやってるけど、韓国は産業政策としてやっている」
悲しいかな、この言葉がすべてを物語っていると思います。

ソウルの本気 月光レインボー噴水

世界デザイン首都としてソウルが幾つもの仕掛けを進めている中で、
漢江ルネッサンス計画として作られたのが
この盤浦大橋の噴水ショー。

冬季以外、毎日この壮大な噴水ショーが行われています。(1回20分間あります)
総工費数十億円とか! 
やると決めた時の韓国は官民あげて総力でやってくるので
迫力が違います。こういうところは日本も見習うべきですね。

一緒に行った大学教授曰く、「現時点でフランスに並ぶ世界最高レベルの噴水ショー」とのこと。

ふと思い出したのが、子供の頃に見た須磨浦山上公園にあった
「ドレミファ噴水パレス」。

原案は同じ。神戸も昔は早かった(笑)。
それを規模を拡大し、コンピュータ制御と、
ノズルの進化で(ドイツの会社のものらしい)これが実現しているとか。

ソウルのデザイン首都に賭ける意気込み、並大抵では無い。

2010年世界デザイン首都ソウル その1

神戸はデザイン都市としてユネスコに認定されましたが、
韓国ソウルは2010年の世界デザイン首都に選定されたそうです。

さて、世界デザイン首都とはなんぞや?

デザインを活用して都市の経済や文化を発展させると共に、
市民の暮らしの質を改善する優れた成果があることを認識し、
そのようなデザインビジョンを樹立・実践している都市のことを言うそうです。

そして、世界各地の都市を対象に
世界デザイン首都国際コンペ(WDC Competition)を2年ごとに実施し、
選定しているとのこと。
http://japanese.visitkoreayear.com/japan/infor/infor_01_01_01.asp

で、第一回2008年はイタリアのトリノ市が選ばれ、
第二回2010年がソウル市、そして2012年はヘルシンキに決まっているのだとか。

ということで、百聞は一見にしかず、
仲良くしていただいている大学教授に誘っていただき、ソウルにやってきました!。

ということで、何夜かに分けて
レポートをお送りしたいと思いますので、お楽しみに。
プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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