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生態系経営

 僕がIMJを経営するにあたり、ひとつのモデルにしたのはやはりリクルートだ。

 自分の出身企業だから言うわけではないが、かなり素晴らしい企業だと今でも思う。
特に日本企業として新しい経営スタイル・組織モデルを作ったといっても過言ではないほど
ユニークな企業体であり、今でも多くの方に「リクルート出身の方は優秀な人が多いですね」と
お褒めの言葉をいただくことも多い。

ある意味「リクルート卒」がウールマークのような品質保証ブランドのように
思われている節もあるのだ。
(実際には卒業組全員が全員そんなわけはないのだが:笑)
(リクルートを語ると長くなるので、それは別の機会に譲るとして)

もちろん、僕自身ビジネスマンとしての基礎を作ってもらったし、
居心地の良さを肌で感じているので、理想の組織形態に近いと思っているのも事実である。

なので、IMJの組織モデルをリクルートっぽくしたいと思って経営に取り組んできた。
ただ、厳密に言うとリクルートはどちらかというと営業系組織。

僕はIMJをリクルート的制作会社、リクルート風クリエイティブ企業にしたいと考えたわけである。
言い換えるとリクルートをクリエィティブ組織型にアレンジ・カスタマイズして
組織デザインしようと経営をしてきたのである。


幸運なことにリクルート入社時は、まだ江副さん(創業者・元社長)が陣頭指揮を取っており、
高成長ステージの人事部門で組織・人事マネジメントの仕組みをしっかり学べたので、
素晴らしい部分も理解できているし、今にして思えば出来てなかったことも
多少は感じる部分もある。

そんなことを考えながらIMJの経営で試行錯誤してきたわけだが、
その組織コンセプトを一言で表わしたのが「生態系経営」というキーワードである。

この意味は、「優秀な人材が集まり、定着し、自己増殖する
自然生態系のような組織を創る」ということ。


今回、野村総合研究所が執筆した
「モチベーション企業の研究~働く野性を引き出す組織デザイン」という書籍で、
24の成功組織の事例のひとつとしてIMJを取り上げていただいた。


モチベーション企業の研究モチベーション企業の研究
(2008/06/20)
野村総合研究所

商品詳細を見る


「分社経営」「ゆるやかな連邦制」というIMJならではの考え方のひとつの事例が
掲載されている。
頁数の関係でそのメリット・デメリット、運用上のケアすべき点など
詳細は掲載されてないが、非常に面白い内容なので機会があれば是非読んでもらえればと思う。


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盆踊り

近所で夏恒例の盆踊りがあった。
ここに引っ越してきた頃、地主のおじいちゃんが
「もう人が集まらないので、やらなくなるかもしれない・・・」と言ってたのを思い出す。

あれから5年。
汐留地区の開発があり、なんとなく浅草線周辺に住む人の数が増え、
住んでる人のタイプも少し変わり、いくつかマンションも建って・・・。

というのが、どこまで影響しているのか定かではないが、
盆踊りは大盛況だった。
盆m野鳥

大勢の人だかりが出来、子供たちに配るはずのお菓子の数が
予想を上回り、慌てて買出しに走る事務局の人々。

そんな中で感動的な光景が繰り広げられた。
浴衣姿も颯爽と、おばあちゃん達が、しなやかに、キレ良く、踊っているのだ。

普段、接点が無いはずの若いお母さん方も照れずに、
おばあちゃんの横に並んで踊りを教わっている。

もちろん子供たちはおばあちゃんの後を金魚のふんのように
見よう見マネで付いていく。

櫓の上では、中学生くらいの男の子が、おじいちゃんに太鼓さばきを
伝授されている。

町がなんだか盛り上がってきている。
世代を超えて、つながっている。

おじいちゃん、おばあちゃんのカッコイイ姿を見て
とても幸せな気持ちになった。



theme : 日々のつれづれ
genre : 日記

東京セレソンデラックス 「夕」

東京セレソンデラックスの舞台「夕」を観に行きました。
http://www.ts-dx.com/next/yu/

メチャクチャ面白かったです。素直に泣けました!(僕の周囲は鼻をすする音がスゴかったです)
昨年観た舞台「歌姫」(TBSでドラマ化されてたのでご存知の方も多いと思いますが)も良かったけど、「夕」も抜群に良かったです。
まだ大阪公演をやってるので関西在住の方は是非騙されたと思って観に行ってください。
決して損はしないと思います(笑)。

宅間さんとは脚本家のサタケミキオさんとしてIMJエンタテインメントが制作した映画「ヒートアイランド」でご一緒させてもらったんですが、やっぱりサスガですね!
ヒート アイランドヒート アイランド
(2008/03/26)
城田優木村了

商品詳細を見る

最近、映画「同窓会」で監督デビュ-もされましたが、監督として、脚本家として、役者として、
マルチにますます活躍されるのは間違いないでしょうね。(もう十分ご活躍中ですけど)

実は「ヒートアイランド」は興行成績が目標に届かなかったんだけど、観た人は皆「面白い!」って言ってくれる秀作なので、いつか続編を制作してリベンジするぞ、と舞台を観てあらためて思いました。

とりあえず感動のお裾分けでした。

theme : 今日の一本
genre : 映画

杉並区立和田中学校 よのなか科

先日、「よのなか科」など新しい教育スタイルで評判の和田中学校にゲストスピーカーとして
授業に参加してきました。
DSC_0041.jpg

和田中学校との縁は、民間初の校長先生として話題になった藤原和博さん(前校長)に、
「中学生の職場体験としてIMJエンタテインメントの映画制作の現場を見せてやってもらえない?」
と依頼されたのが確か3年前
。リクルート時代の尊敬すべき先輩なので、
喜んでお引き受けしたのを覚えている。

そして今年。藤原さんの跡を受けて新校長となったのは、
メディアファクトリー時代の後輩・代田さん(写真左)。
先週まで大量12名の中学生の職場一週間体験をIMJグループ3社でお受けし、その総まとめとして「よのなか科」の授業に呼ばれて行ってきたのです。
DSC_0001.jpg

今回招待されたのは僕とNRIウェブランディアの白鳥社長。
授業のテーマは、ズバリ「社長って、どんな仕事をしているの?」。
簡単な自己紹介のあと、中学生が個人ワークで考え、グループで意見をまとめて発表。
どんどんいろんな意見がホワイトボードに書き込まれる。

中には「記者会見する人」「一番高いイスに座って空を見てる人」「責任を取る人」なんて意見も出てきました(笑)。

でも、かなりの意見が芯を食っていて、「決める人」とか「社会に貢献することを考える人」などなど
良い意見続出。
そして一番唸ったのは「会社の中で一番会社を愛している人」という意見!!
思わず、「その通り!」と相槌を打ちました(笑)。

そのあと、10分ほど僕と白鳥社長から皆の意見についての感想や
社長の仕事について思うことを話し、最後にメッセージを色紙に書いて
あっという間に45分の授業は終わりました。

僕自身もすごく新鮮で勉強になったし、中学生受け入れはIMJのメンバーも
喜んでやってくれたようなので、今後も出来る限り応援したいと思いました。

授業の後、校長室で中学生の「よのなか科」授業の感想文を見せてもらったのですが、
「社長って思ったより大変だと」とか「僕も社長になりたいと思った」なんて
嬉しい感想もありました。

しかし、なんといっても一番ウケたのは「
僕は委員長なんですけど、委員会を愛していません。すいません」という感想文(笑)。
このセンス、恐るべし!

野菜のめっちゃ旨いお寿司屋さん?

先月、僕の母校・兵庫県立長田高校の東京支部・OB総会がありました。

08sbtk19834回生合同写真

ちょうど僕の卒年が幹事年だったので、チャリティオークションやアド街っく天国風・母校紹介などを企画し大いに盛り上がったのですが、その映像制作をウチのメンバーに頼んでいたので、そのお礼に食事を奢ることになっていました。

偶然その食事に行く約束をした数日前に、以前からお付き合いのあった吉本興業グループの澤プロデューサーから連絡があり、「うまい寿司屋があるので行きませんか?」とのお誘い。
澤さんとは10年前にお笑いビデオマガジンはビデを一緒に制作してからのお付き合いなので
「ウチのメンバーも連れていっていいですか?」とお願いし、焼肉に行く予定を急遽寿司に変更して世田谷にある「ほり川」に行ったのでした。

>ほり川の大将

なんと、この「ほり川」、全国から旬な野菜を取り寄せていて、ガラスケースには魚ではなく、野菜が並べられているんです。これがホントうまい! ほおづきトマトの甘かったこと。次から次へと出てくる野菜を堪能し、刺身をつまみ、ほり川自慢の小鍋を食べたら、もうお腹いっぱい。
そういえば寿司を食べてない?と思い、ウニを一貫、最後の〆は水菜のにぎり(やっぱり野菜!)で満足感一杯。

うに

結局、寿司は2貫しか?食べなかったんだけど、メチャメチャ美味しかったです。
ウチのメンバーも満足そうでしたが、きっと彼にとっては旨い寿司以上に、澤さんという僕の素敵な
友人を紹介したことが最高のご褒美になったことだろうと思います。
そうそう、隣に写っている女性は彼の同期の女の子なんだけど、ちゃっかり付いてきてました。
いわゆる漁夫の利?(笑) こういう嗅覚もビジネス上では非常に大事ですね!

ほり川にて

就職ブランドランキング

先日発表になった東洋経済の就職ブランドランキングでIMJが、昨年の236位からなんと160位になりました。しかも男子に関しては99位と念願の2ケタにランクイン。2010年に2ケタランクを目標にしていたので、それが手の届くところまで来たかと思うと感無量です。しかも161位は京セラ、162位はマイクロソフト、163位はぴあ、と錚々たる企業に並んでいるのですから。

2001年の上場後、量的拡大期、質的進化期と3ヵ年ごとにテーマを決めて経営してきましたが、この3ヵ年のテーマはブランド構築期と設定しています。もちろんブランド構築と言ってもマスメディアを使った企業広告や都内の一等地のビルに入居することを考えているわけではなく、あくまでお仕事をさせていただいたクライアントの満足度からくる信頼、信用、継続的な発注、品質に対する絶対的な評価などを意味しているわけですが、そんな中でブランド力を表す指標の一つとして考えていたのが就職人気ランキングだったので特に嬉しいわけです。

昨今、ネットによる学生間の情報流通が非常に早く多いので、ある意味「見せかけの企業イメージ」では学生は入社してくれなくなっています。また瞬間的な採用力で採っても入社後定着率が悪かったり、マイナス口コミが広がればあっという間に人は集まらなくなり継続的な採用が出来なくなります。
IMJは事業内容もBtoBが中心なので表舞台に出ることは少ないし、僕らも今まで過度な露出やPRをあえて避けてきたので、表層的な人気が出るわけはないのですが、説明会に来てくれた人や面接を受けた人、そして既に先輩としてIMJで働いている新卒組が楽しく充実してやってるからこそ、こういう嬉しい結果に繋がったのだと思います。

僕の前職のリクルートでは「その企業の商品・サービスを見ると、今がわかる。その企業の人材を見ると5年後がわかる。そして新卒採用を見ると10年後がわかる」と言われていましたが、それを借りるとIMJの10年後はとても楽しみなはずです(笑)

IMJの事業は「人材依存型ビジネス」ゆえに、経営理念の一つ目は「個性」だし、クレドの一つ目も「個性の尊重」です。ゆえに僕らのコアコンピタンスは「人が集まる組織エンジン」「人が定着する組織エンジン」そして「人が増殖する組織エンジン」なわけです。
そんな生態系が出来つつあることを実感するとっても嬉しい出来事でした。

7月4日に生まれて

7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日でもあり、IMJの創立記念日でもあります。
1996年に設立されたIMJも満12歳となりました。

1994年にデジタルコンテンツ産業における人材教育を理念に掲げるデジタルハリウッド
が創業し、その翌年1995年には次男坊であるデジタルスケープが創業します。育てた人材を今度は派遣するという非常に親和性の高い事業の進化のもと、デジタルスケープはデジタルクリエイターの派遣事業を進めていきます。今でもCGクリエイターの派遣が業界でもトップクラスである理由は生い立ちから来るものなんだろうなと思います。

そして1996年、デジタルハリウッドが手がけていた制作事業が分社独立する形でIMJは産声を上げます。つまりIMJはデジタルコンテンツの制作会社として設立したので、いわゆる「IT企業」として設立されたわけではないんですよね。そのため、創業当時はCGやDVDの制作などが中心で、ヴァーチャル・リアリティの3Dメガネをかけて見る恐竜のCG映像なども制作していました。ポストペットのような大ヒットしたメールソフトの開発にも関わらせていただきました。

その後、アメリカのインターネット産業の立上げに合わせて、情報感度の高い企業からホームページの制作を受託するようになり、1999年あたりから日本のインターネット産業の爆発的成長に合わせてどんどん事業の軸足をネット事業に移していったわけです。

時々、周囲の方(特にアナリストの方など)から「どうしてIMJは映画とかゲームの制作をしているのですか?」と聞かれます。ネット企業がエンタテインメント事業をやってることに違和感を覚えるんでしょうね(笑)
IMJの事業的にはいろんな意味がもちろんあるのですが、それは別の機会に僕の想いと戦略を語るとして、創業の想いに立ち返って考えてみると、デジタルハリウッドから生まれた会社だということを抜きには語れません。
社名に「ハリウッド」を冠する企業が、エンタテインメント事業に取り組むのは必然であり、皆の夢だったんじゃないかなと思います。
いつか日本のデジタルクリエイターが創ったコンテンツが本場ハリウッドで拍手喝采を浴び、世界中の人に驚きや感動を提供したいと願ったはずです。あらゆるコンテンツがデジタル化されていく中で、表現手法や媒体(メディア)はネットでも映画でもゲームでも、核になるのは「企画力」「技術力」「表現力」(企画力と表現力を一つにして「クリエイティブ&テクノロジー」とも言います)、そしてそれを創造する人材のはず。

まだまだこのネット業界は成長過程で、十年先の行く末は定かではないし、人とネットの関係性や、デバイスもPCが主流になるのか、ケータイなのか、IPTVなのか、DSなのかもわからないし、時代や業界の変化に対してIMJも変容していくかもしれませんが、「デジタルコンテンツを創る力・プロデュースする力」で世の中の生活をもっと便利にしたり、快適にしたり、感動を提供できたりする企業であり続けたいと思ってます。

一年に一度の節目の日、あらためてIMJの本質・コアを振り返った一日でした。


theme : 社長ブログ
genre : ビジネス

プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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