第一回に引き続き、市会の傍聴レポートをお届けします。
今回は10名強の方々が傍聴レポートに協力してくれました。
中には,会社を半休してくれて傍聴したのに、「5分で終わった!」
なんて肩透かしもあったようですが、それも現在の市会です。私たち市民がしっかり見て、チェックして、
より良い市会にしていってもらいたいと思います。
「見られることが最大の教育」ですよね。
*本レポートについて、送られてきた文章をそのまま転載しています。
樫野個人は手を入れていませんのでご了承ください。
また、樫野個人の意見も別途ブログにアップいたします。
□議会傍聴レポート 神戸大学の学生くんから
6月18日 港湾交通委員会
<出席者>敬称略
北川 道夫 (公明党/委員長)
大寺 まり子 (民主党/副委員長)
森下 やす子 (自民党)
横畑 和幸 (民主党)
松本 しゅうじ(自民党神戸・たちあがれ日本)
橋本 秀一 (民主党)
あわはら 富夫(新社会党)
米田 和哲 (公明党)
平野 昌司 (自民党)
南原 富広 (共産党)
西下 勝 (共産党)
○交通局
陳情287号 市バスの運行ダイヤ・運賃に関する陳情
【概要】
今年4月の市バスのダイヤ改正に伴い、31・38系統が大幅削減。
合わせて17便減のため見直すようにという陳情。
また、カード式回数券の4000円券が偽造カード流出に伴い、廃止された。
2000円券やPITAPAなど存在はするが、4000円券が600円分おまけががあるように
2000円券やPITAPAにもおまけを導入してほしいという陳情。
【委員会の様子】
▽西下議員が、減便はかなり影響があるのではと懸念。
利用者にはかなり不便でラッシュ時など乗れなくなる方もいるという
声を聞いたと報告。
本当に乗車してる市民の声を聞いたか、と質問。
→当局 )営業収益が1億円赤字である。
減便も著しいご不便は掛けないと判断した。
利用者に減便するかどうか意見を聞いても
「あればあるほどいい」はずなので、聞く必要はないのでは、
と回答。
▽粟原議員の提案
・減便・増便の実態調査に関して
└増便すれば、「この時間にあるなら市バスに乗ろう」
という市民もいる。
乗客に調査するのではなく、今まで利用していない方が
どうすれば利用していただけるか調査すべきでは?
▽その他、南原議員や橋本議員が敬老パスなどに関して言及。
▽バス運賃盗難事件に関して
・南原 ) 交通局は料金箱からの盗難があるという噂は
前々から聞いていたが、噂だったので取り合わなかったという。
それは問題だったのでは、と言及。
・粟原 ) 今、交通局が調査しているのはわかるが、
料金箱の鍵をどのように保管していたか/保管できていなかったのか
明らかにしないと、交通局の体質変わったと言えないのでは。
・平野 ) 市役所で調査チームを作ると言っているが、
警察はどこまで捜査に関与しているのか、
県警本部に捜査を依頼すべきなのではないか。
→当局 ) 警察に調査は依頼しているが、どこまで進んでいるかの言及は
控えさせていただきたい。
※民主・公明・自民・自民神戸たち日本は不採決
共産・新社は採決
→反対多数により否決。
【感想】
神戸市バスが市民の利益をとるか、経営をとるかは
非常に難しい判断だと感じた。
また今回の交通局では、横畑議員、米田議員、森下議員は
一言も発言しなかったと思う。
1回の委員会にも各議員にはお金が支給されているわけだし、
確か交通費として毎回遠くもないのに1万円近くも税金で支払われていたはず。
そこがなんか違和感がありました。
また、委員会自体を見てみると、あまり緊張感がない。
私語も多いし、態度でかいし、しゃべり方も居酒屋じゃないんだから。
企業の会議ではありえないと思う(ちなみに時間も長かった)。
委員会の形式自体があれでベストなのかどうか疑問でした。
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