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コンパクトシティについて

「デフレの正体」がヒットした藻谷浩介さんは
日本の中心市街地の90%以上を実際に回ったそうです
その分析から今後の街の再活性化にはコンパクトシティの概念が
必要だと言っています。

デフレの正体  経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
(2010/06/10)
藻谷 浩介

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神戸は1990年、商業施設の床面積が122万平方メートルあったそうで、
震災後の1996年に再開発により136万平方メートルに増え、
2006年には185万平方メートルにもなっているそうです。
震災後の再開発ラッシュで約1,5倍に床面積は増えているわけです。

一方、その総売上は、1990年が1兆9800億円、
1996年が2兆500億年。2006年には1兆8000億円。
震災特需で微増し、その後下降線をたどっています。

平方メートル当たり売上は、1990年の162万円/平方メートルから
2006年は97万円/平方メートルと床効率がバブル期の6割に
落ちたということですね。

あなたが商売をしていて、これだけ床効率が落ちたらどうしますか?

床効率が落ちている、つまり単位当たり売上げが落ちているので、
まず広告宣伝費や販促費を削ります。
そして、人件費を削っていきます。
そして少しでも利益を出そうとするわけです。
社員ではなくて派遣社員に、そのうち派遣切りが行われる・・・
こうして雇用環境が悪化していきます。

これが、人口が増えないのに、都市の面積や商業施設の面積を増やした結果起こる
中心市街地の空洞化現象です。賑わいの喪失ですね。

つまりは、「人口に見合った広さの土地しか使わない」
「土地を使い捨てしない」ことが「コンパクト」の意味であり、
地方政府が税収で運営する都市インフラ(街路 +上下水道)をもう伸ばさないことで、
運営コストを人口に見合ったレベルに抑えるのが大事だと提唱されています。
生産年齢人口が減少し、個人所得の総計が減少している中で、商業床の総量と、
住宅戸数の総数ががこれ以上増えないように(むしろ減るように)、
開発地と建物のダウンサイジングを行う施策が求められているのだと。

私もそう思います。
傍聴する街つくりではなく、一旦開発を止めて、
集積度合いを上げ、賑わい、雑踏を創り出す市政が今の神戸には必要だと思うのです。


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comment

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Re: 有難うございます。

こちらこそありがとうございます。

今度、大石さんがお伺いするとか。
よろしくお願いします。

Nさんの件も了解です。

声かけていただくよう、お伝えくださいね。

No title

実は、私もこの本通読しまして、実は今2回目読み始めてます(笑)
勤労世代を神戸に呼び込むことと女性が働きやすい神戸を作ることが
今の神戸を再生することがと考えています。


プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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