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IMJエンタテインメント物語2 「ディレクター&レパートリー」

映画製作事業を新規で始めるにあたり、
どういうコンセプトで競合優位性を作っていくかを考えた末、
「ディレクター&レパートリー」という一つ目のコンセプトを
思いつきました。

音楽業界では「アーティスト&レパートリー」(A&R)という
存在がアーティストと組んで作品つくりを進めていますが、
そのA&Rにあたる存在が映画製作にはいないことに気づきました。
A&Rはレコード会社における職務の一つでアーティストの発掘・契約・育成と
そのアーティストに合った楽曲の発掘・契約・制作を担当しています。
実際には上記の職務だけでなく企画、制作、宣伝に至るまでレコード会社の
業務全般に幅広く責任者として携わっているようです。

本来ならばプロデューサーがそれに当たるのでしょうが、
映画業界のプロデューサーは制作サイドのプロデューサーが多く、
(制作現場上がりの方や監督崩れの方など)
ビジネス面やマーケティングを司るプロデューサーが
非常に少ないのです。

よくハリウッドでは「ディレクターズカット」と言って、
監督が最初に編集したオリジナル編集版を後で発売するケースがありますが、
つまり最終編集権は監督にあらずプロデューサーサイドにあるということです。

監督が作りたいものを世に出すのではなく、
観客に喜んでもらえるものに、プロデューサーが仕上げているわけですね。
マーケティングでいう「プロダクトアウト」か「マーケットイン」かです。

そこで、監督の本来持つ才能をA&RならぬD&R的存在のプロデューサーが
二人三脚で作品を仕上げていくスタイルをIMJエンタテインメントは
取ったわけです。
その際、やはりベテラン大御所の監督ではビジネスサイドの要望を
通していくことはなかなか難しいので、若手の監督を起用し、
その人の作風、作品ラインナップ、どんなスタッフ、どんな役者さんと
仕事をしていくかという大きな育成計画をイメージし、
ホップ・ステップ・ジャンプの事業戦略を考えていったわけです。

もうひとつこの仕組みの利点は、監督が映画つくりに専念できるという点です。
個人事業主である映画監督は、仕事を取る営業や、契約、著作権管理、細かな事務作業、経理などが好きじゃないし、苦手な人が多いです。
それを会社側で引き受けて、とにかく良い作品を作ることだけに気持ちを
集中してもらうように、IMJエンタテインメントが監督と
エージェント契約を結び、役割分担をしました。

会社立ち上げ当初は犬堂一心監督、大谷健太郎監督、SABU監督という
3人の(当時)若手監督とエージェント契約をしたのですが、
今では下記7人の契約クリエイターとお仕事をさせてもらっています。
http://www.imjp.co.jp/service/entertainment/portfolio/agent/

これがIMJエンタテインメントが新規参入ながら
映画業界でひとつのポジションを確立できた要因だったと思います。
つづく・・・。


6月4日(土)「パラダイス・キス」全国公開
http://www.youtube.com/watch?v=Zao6oQo0i3E


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プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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