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映画のキャスティングと企業誘致の類似性

お陰様で「るろうに剣心」が大ヒットしています。
興行収入40億円を狙えそうな勢いです。突破すれば「NANA」以来。

さて、このヒットの要因は幾つもありますが、
佐藤健と武井咲が主演してくれたのは間違いなく大きな要因です。
やはり映画も旬な超人気者に出演してもらいたいというのは
どこの映画会社も同じです。

ところが、「出演して欲しい」と「出演してくれる」の間には途方もない壁があります。
仕事が無い役者ならともかく、超売れっ子役者にとっては「出演する意味・メリット」が
ないと出てくれないわけです。
それは、監督だったり、シナリオだったり、宣伝効果だったり。
もちろんギャラというのもありますが、そんなに大きな差は出ません。相場で決まります。

一方、地方自治体の企業誘致。
経済活性化のために、「企業誘致」を掲げる自治体は非常に多いです。
特効薬のように、「企業誘致をして・・・」と叫ぶ政治家もかなりいます。
たぶん47都道府県、1800市町が企業誘致の努力をしているでしょう。
だから「企業誘致したい」だけでは来てくれないわけです。
企業がその都市に行きたいと思うメリット・魅力を作らないといけないのです。

その魅力を作れない地域はお金で誘致しようとします。
三重県のシャープ亀山工場は135億円の補助金が投じられました。

兵庫県はパナソニックのプラズマパネル3工場を誘致するのに、
145億円の補助が予定され、これまでに80億円が交付されていましたが、
テレビ事業の採算悪化で昨年秋に2工場の生産停止が決定。

稼働から約2~6年と短かったので、兵庫県は「当初想定した経済効果に見合わない」と
一部返還請求をし、誘致補助金12億6000万円が返還されましたが、
67億4000万円は返ってこないわけですから、
それに見合う効果があったかどうかが重要です。

法人税制の軽減や人材確保、誘致する企業・産業のバリューチェーンに適するような
産業連関、そしてなんといっても消費者の数が多いのも魅力です。
外資系企業が多かった神戸は、物流の港があり、
かつ外国人子女が通う教育機関が充実していたとか、
自然に囲まれた豊かな生活環境などが
かつては優位性を保つ要因になっていたのだと思います。

その土地の持つ強みを分析し、誘致ターゲットとなる企業・産業を設定し、
企業側が来たくなるような都市政策を推進していくべきだと思います。
決して、お金で強引に誘致するような関係だけに
終わらないようにしたいものです。
金の切れ目は縁の切れ目になりますからね。
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プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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