スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大型店舗誘致によって、売場面積が増加すると何が起こるか?

売上が横ばいで、売場面積が増加すると、どういう連鎖が起こるでしょうか?

これは面積当たり売上が落ちていることになります。
例えば100平方mの店舗で、1000万円の売り上げが上がっていたとします。
イケると思った経営者が増床し、店を200平方mにしました。
しかし売上は1000万円のまま。以前は10万円/平方mだったのに、
今は5万円/平方mに落ちているのです。
家賃や従業員は倍になっていますからコストは増えています。

そうすると経営者はどうするか?
広告宣伝費や販促費を削減します。
社員を減らしたり、アルバイトに変えたりします。
広い面積を少ない人数で管理するので、顧客サービスが低下します。

そうすると、顧客満足度はどんどん下がります。
更に売上が変わらないということは、お客様の数も大きく変わっていません。
同じ客数で広さが倍だと、以前より閑散とした雰囲気になるはずです。
スカスカな感じです。

商業床面積を増やす場合は、それに応じて売上が増えていかないと
とんでもない負のスパイラルが待っているわけです。

さて。
神戸市の商業施設の売上は、95年の震災で落ち込み、
現在ようやく以前に戻り、ピーク時の微増くらいで推移しています。

一方、売場面積は、1990年122万㎡、1995年に震災で5万㎡に落ち込み、
2000年には185㎡と1.5倍まで拡大しました。

売上微増で、面積は1.5倍。これは坪当たり売上が30%ダウンしたことになります。
むやみやたらに開発せずに、141㎡(15%増)程度に抑えれば良かったのです。

で、おそらく経済合理性のより、事業効率の悪くなった経営者が
宣伝販促費を削り、人件費に手を付け、洗練された広告が街から姿を消していきました。
売場にいる人が減り、サービスレベルが低下、賑やかさが消失していったのだと思います。

私たちの住んでいる人の数に見合う、来る人の数に見合う、
コンパクトな街に一度戻さないと昔の活気は取り戻せないと思います。

だからコンパクトシティが求められると思うのです。



関連記事
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

ココに注目!
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
siteid.gif
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
カウンター
FC2アフィリエイト
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。