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リンツで学んだ町興しの大切なポイント

オーストリアのリンツで行われているアルス・エレクトロニカ・フェスティバルは、
メディアアートのコンペティションとして世界的に有名ですが、
特に、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」が受賞したコミュニティ部門の
ゴールデン・ニカ(最優秀賞)は、過去にウィキペエディアがグランプリ、
ウィキリークスが準グランプリを獲っているなど
その後世界を変えた枠組みが受賞しています。

だから、アカデミー賞並にスゴイということで、
「コンピューター界のオスカー」とも呼ばれているのですね。

もちろん、同部門での日本人ゴールデン・ニカの受賞は西條剛央さんが
初めてということです(他の部門をあわせても日本人の受賞者は7年ぶり)。
日本だと坂本龍一さんがinteractive musicの部門で受賞しています。

このフェスティバルが開催されているオーストリアのリンツは
ヒトラーを生んだ町だったために何十回も空襲されて焼け野原になったそうです。

何もないところから、新たな未来を作らなければいけないということで、
工業、技術、デザイン、芸術、科学といった分野の垣根を越えて、
「本当に新しいものを作る」文化を作るため、
アルス・エレクトロニカ・フェスティバルが生まれたようです。

このフェスティバルには世界中から人が集まってきています。
こんな機会がないと、私も一生リンツに来ることはなかったでしょう(笑)。
この「人を集める仕組み」から得られる知識が、
施設を通して「市民に本当の意味で還元されている」とのこと。
市長のiphoneに市民の意見が直接送られてくるような仕組みまであるとか。
こういうのが町興しの重要なポイントなのでしょうね。

アルス・エレクトロニカ・フェスティバルは今年で35年目。
神戸は震災から来年20年を迎えます。
空襲と震災という違いはあれど、一から街を創りなおすという意味では
学ぶべき点は多いと思います。

長田の町の復興には2000億円が再開発で投下されましたが、
毎年1億円をこうした「町おこしのソフト」に投資しても20億円です。
そうしていれば、また今の長田とは違った姿になっていたかもしれません。
長田の復興に限ったことではありませんが、
道路や施設といったハードへの投資だけではなく、
ソフト(コンテンツ)への投資(教育や文化や研究など)の比率を
日本は増やしていくべきだと思いませんか?

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プロフィール

樫野孝人

Author:樫野孝人
株式会社CAP代表取締役社長
株式会社プロテラス  取締役
神戸リメイクプロジェクト 代表
神戸ひとマガジン
「裕ちゃんを探せ!」創刊編集長

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